jirikihongan-kaiun blog

国家公務員総合職・外務省専門職受験へのハードルを 少しでも下げたり、英語 や 多言語化に取り組みたい人へ大きな助けになるブログを目指します。

【外務専門職】和文中文訳(長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ)

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松山城

坂の上の雲」で有名な松山城です。この松山城の遠景に見えるこの坂の上の雲司馬遼太郎さんは 本の題名にされたそうです。百名城として 松山城が良い所は、ロープウェイか  リフトで 登城するのが 素敵だなあっと思います。城の縄張りも広く 城から徒歩で下山したら  あんから庵のかき氷か パフェで 涼みましょう。季節の果物のかき氷をチョイスするのが良いですね。私は、ももが好きかなあ。

kaizoku-ehime.jp

司馬遼太郎さんが 自分の40代の時間を捧げて出筆したのが 「坂の上の雲」です。NHKが 総力を挙げて作った記念ドラマ「坂の上の雲」 私の好きなドラマの一つです。ただ、香川照之さんが 売れ始めていて 大河ドラマ龍馬伝」の岩崎弥太郎さん と 「坂の上の雲」の正岡子規さんが ゴッチャゴッチャになった記憶があります。

坂の上の雲ミュージアム

問い)

平成29年8月9日
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ

 本日、被爆七十二周年の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に当たり、原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)に対し、謹んで、哀悼の誠を捧(ささ)げます。
 そして、今なお被爆の後遺症に苦しんでおられる方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 一発の原子爆弾により、一瞬にして、七万ともいわれる数多(あまた)の貴い命が失われたあの日から、七十二年がたちました。一命をとりとめた方々にも、耐え難い苦難の日々が強いられました。人々の夢や未来も、容赦なく奪われました。

长崎市原子弹爆炸遇难者悼念暨和平祈愿仪式致词
2017年 8月 9日 (星期三)
(暂译)

  今天,值此举行长崎市原子弹爆炸72周年遇难者悼念仪式及和平祈愿仪式之际,我谨向无数遭受原子弹爆炸而遇难的在天之灵致以诚挚的哀悼,并向至今仍饱受核爆后遗症之苦的各位幸存者表示衷心的慰问。
  72年前,一颗原子弹使7万多人的宝贵生命在瞬间消失。人们的梦想和未来被无情夺走,幸存者则不得不面对难以言表的苦难岁月。
  
 しかし、長崎の人々は、原子爆弾によって破壊された凄惨な廃墟(はいきょ)の中から立ち上がり、たゆまぬ努力によって、素晴らしい国際文化都市を築き上げられました。
 この地で起きた惨禍が二度と繰り返されてはならない。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた歩みを着実に前に進める努力を、絶え間なく積み重ねていくこと。それが、今を生きる私たちの責務です。
 真に「核兵器のない世界」を実現するためには、核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要です。我が国は、非核三原則を堅持し、双方に働きかけを行うことを通じて、国際社会を主導していく決意です。
 そのため、あの悲惨な体験の「記憶」を、世代や国境を越えて、人類が共有する「記憶」として継承していかなければなりません。昨年、オバマ大統領が、現職の米国大統領として初めて、広島を訪れ、被爆実相に触れ、核を保有する国々に対して、核兵器のない世界を追求する勇気を持とうと力強く呼びかけました。核を保有する国の人々を含め、長崎・広島を訪れる世界中の人々が、被爆の悲惨な実相に触れ、平和への思いを新たにする。若い世代が、被爆者の方々から伝えられた被爆体験を語り継ぐ。政府として、そうした取組をしっかりと推し進めてまいります。

然而,长崎人从遭受原子弹破坏的惨烈废墟中站立起来,通过不懈的努力将长崎建设成为一座美好的国际文化城市。 

绝不能让在此地发生的悲剧重演。作为唯一在战争中遭受原子弹袭击的国家,我们要坚持不懈地为实现“无核武器世界”向前迈进。这就是生于今世的我们的责任。
  要真正实现“无核武器世界”,需要核武器国家和非核武器国家双方的参与。我国决心在坚持无核三原则的基础上,呼吁双方共同努力,主导国际社会。
  所以,那段悲惨的“记忆”,应该跨越时间和国界,作为人类共同的“记忆”继承下去。去年,奥巴马总统作为第一位现任美国总统首次访问了核爆地广岛,亲身触及原子弹爆炸留下的事实,并强烈呼吁核武器国家应鼓起勇气追求无核武器的世界。包括核武器国家在内,世界各地的人们来到长崎、广岛,触及原子弹爆炸留下的悲惨事实,再次祈愿和平。年轻人会把核爆受害者的经历一代又一代地传下去,政府则会切实推动这些努力。


 そして、昨年十二月、ここ長崎で開催された、核兵器廃絶に向けた国際会議での真摯な議論も踏まえながら、核兵器不拡散条約(NPT)発効五十周年となる二〇二〇年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう、積極的に貢献してまいります。
 被爆者の方々に対しましては、保健、医療、福祉にわたる総合的な援護施策の充実を行ってまいりました。今後とも、被爆者の方々に寄り添いながら、援護施策を着実に推進してまいります。
 特に、原爆症の認定について、引き続き、一日も早く結果をお知らせできるよう、できる限り迅速な審査を行ってまいります。
 結びに、永遠の平和が祈られ続けている、ここ長崎市において、改めて、「核兵器のない世界」と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことをお誓い申し上げるとともに、原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、長崎市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。

平成二十九年八月九日
内閣総理大臣安倍晋三 

  去年12月,在此地长崎召开的为废除核武器的国际会议上,各国开展了真挚的讨论。2020年将迎来《不扩散核武器条约(NPT)》生效50周年,我们要在长崎会议的基础上,使NPT审议大会成为具有重要意义的大会做出积极贡献。
  对于核爆受害者,我们至今开展了包括保健、医疗、福祉等在内的全面援助措施。今后,也要继续体察核爆受害者的心声,切实推进援助措施。尤其是有关后遗症的认定,我们将继续努力加快审查速度,尽早通知结果。
  最后,我要在这为永远和平祈愿的长崎再次宣誓:定要为实现“无核武器的世界”和永久和平而竭尽全力,为核爆遇难者的在天之灵祈祷冥福,祝愿各位遗属、核爆受害者、所有列席人员以及长崎市民平静安宁。以上是我的致词。
二零一七年八月九日
内阁总理大臣 安倍晋三