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国家公務員総合職・外務省専門職受験へのハードルを 少しでも下げたり、英語 や 多言語化に取り組みたい人へ大きな助けになるブログを目指します。

【国家総合職・外務専門職】 英文和訳(2)

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早く「正確」に英語を読むことが出来る人は、限られていると思います。私も含めて、速読速解で 「正確」に読めてない人が多いです。英文和訳や和文英訳の弊害は、色々と言われていますが、日本人である以上 日本語で考えると言う部分、日本語で考えないと肚落ちしないと思います。外務専門職でも外交文書を英訳したり、和訳したりする関係もありますが、「正確」に早く読むために 英文和訳・和文英訳の試験を課していると思います。開始早々、手を動かさなければ書ききれないボリュームの問題が提示されています。もう一度、東大・京大・一橋大の英文和訳・和文英訳問題を早く正確に解けるか訓練するのが攻略の一番の近道かと考えます。

問い)

‘If all mankind minus one,’ cried Mill, ‘were of one opinion, and only one person were of the contrary opinion, mankind would be no more justified in silencing that one person, than he, if he had the power, would be justified in silencing mankind.’ Not that the solitary eccentric is always or, probably, often is the right; but he is the wrong the upholders of the current opinion lose, if they silence him, what is very valuable, namely the clearer perception and livelier impression of truth produced by its collision with error; while if the solitary thinker is in the right, by silencing him mankind has lost the opportunity of enjoying the inestimable benefit of exchanging error for a nearer approach to truth. If argument is silenced, not only may error flourish unrestrained, but truth itself is held in a feebler and less vital manner.
「一人を除いた全人類が同じ意見を持ち、反対の意見を持った者が一人しかいないとしても、この一人の人物の口を封じることが正当化されないのは、この人物が全人類を沈黙させるだけの権力を持っているとしても、そんなことをしてはならないのと同様のことであろう」とミルは声を大にして主張した。孤立した風変りな人間というものは、いつも正しいとか、あるいは、正しい場合がおそらく多いだろうということではない。もしその人物が間違っていたとしても、その口を封じるならば、現在一般に受け入れられている考えを支持する人々はきわめて価値あるものを失うことになる。すなわち、真理を誤謬と突き合わせることによって、真理をより明確に認識し、真理をより生き生きと心に刻みつけるといったことができなくなるのである。他方、この孤立した思想家が正しい場合には、彼を沈黙させることで、誤謬を捨て真理により近いものを手に入れるという、この上もなく貴重な恩恵を享受する機会を失ってしまう、われわれは議論し討論することによって学びとっていくのである。議論が封じられれば、誤謬というものが無制限にはびこることがあるばかりでなく、真理そのものも、より弱弱しく、色あせてしか、信じられないことにもなるのだ。