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jirikihongan-kaiun blog

国家公務員総合職・外務省専門職受験へのハードルを 少しでも下げたり、英語 や 多言語化に取り組みたい人へ大きな助けになるブログを目指します。

【国家総合職・外務専門職】国際法:国際司法裁判所の管轄(作成中)

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朝から、1歳2か月の息子の面倒を見ていました。オムツも久々に取り替えました。幼い子どもがいるのでシリア情勢について心が痛みます。シリア情勢は、依然落ち着きません。着地点が見えづらいのかもしれません。ロシア、イラン、サウジアラビアが手を組み、シリア経由でヨーロッパに向けて石油・ガスのパイプラインを敷設しようと考えています。シリアは、アサド大統領を中心とした社会主義国家でロシアとは深い関係にあります。そこにアラブの春が来て、かなり中途半端な形で米国・欧州が介在してしまい、現在の状況に至っています。トルコ・シリア・イラクの国境により民族を分断されたクルド人クルド人の民族問題に悩むトルコが加わり、より事態が混迷した状態です。トランプ大統領もアサド大統領を承認して、IS対応にシフトし、反政府組織の拠点であったアレッポも陥落しました。本来旧ユーゴスラビアのように着地点を見いだし棲み分けの方向に向かうべきですが、シリア政府(戦略パートナー/ロシア)、ロジャヴァ(クルド人勢力:戦略パートナー/ 米国)、反体制派(シリア民主軍:戦略パートナー /トルコ)の間の着地点が全く見えません。その間隙を縫って、ISが勢力を拡大しています。国家間の紛争・戦争は、特に弱者(乳幼児)が犠牲になるので本当に終結してほしい。また、戦争するにしても 仮想空間で現状の武器を反映して物理的に破壊することなく戦争する仕組みにならないのだろうか?あるいは、今回のネタの国際司法裁判所などで平和裏の話し合いで解決できないのだろうか?

    この話題とは、まったく関係ありませんが、俳優の高橋一生さん人気ありますね。「八重の桜」で山本覚馬役を演じてファン層を広げた西島秀俊さんの人気を彷彿しますね。「カルテット」でも家森論高役を演じていて、自然な大人な演技が出来る人だなあと思いました。ありゃ、モテますね。

問い)

国際司法裁判所の管轄について、裁判条約・裁判条項および選択条項受諾宣言の場合を中心として、これまでの事例を踏まえつつ、論じなさい。

 

論点)

(1)国際司法裁判所で裁判が行なわれる裁判条約・裁判条項および選択条項受諾宣言の位置づけ(事前の合意)の明確化

(2)裁判条約・裁判条項および選択条項受諾宣言の定義

(3)これまでの事例と今後の課題について

 

(2)裁判条約・裁判条項および選択条項受諾宣言の定義

 1) 裁判条約(Treaty of judical settelment )

      法律的紛争が発生した場合、紛争の相手当事国にアドホックの合意なしに、「国際裁判」に付託できる旨を規定する条約。国際裁判の義務的管轄権(強制管轄権)を確立する根拠の一つである。代表的な裁判条約として「常設国際司法裁判所国際司法裁判所)又は仲裁裁判所への付託義務につき規定した「国際紛争平和的処理一般議定書」、国際司法裁判所への付託義務につき規定した「紛争の平和的解決に関する欧州条約」(1957年)などがある。

 2)裁判条項(compromissory clause)

      条約中で、その条約の解釈や適用をめぐる紛争を国際裁判に付託することを規定している条項。特に国際仲裁裁判を指定する場合に、仲裁(裁判)条項(Arbitral clause)と呼ぶ。国際紛争の平和的解決の義務が確立して以降、広く条約中に設けられるようになった。国際司法裁判所の管轄権は、1つには裁判条項によって生じる。

  3)選択条項(optional clause)

 国際裁判においては、一般に紛争両当事国の合意を管轄権の前提とするが、あらかじめ裁判所の管轄を義務的であると宣言していた国家間では、強制裁判管轄権(義務的裁判管轄権)が設定される。(強制管轄)このような宣言を可能とする選択条項(任意条項)といい、その宣言を選択条項受諾宣言(又は強制管轄受諾宣言)という。国際司法裁判所規程では、36条2項が選択条項に該当する。宣言は、無条件で行うことも、撤回することや一定の留保や期限を付して行うことも可能である。(ICJ規程36条3項)。紛争当事国の一方が宣言にあたって留保を付している場合には、他方当事国も、相互主義によって前者の国家の留保を援用できる。受諾する裁判義務の範囲(特に国内問題の留保について)を受諾国の判断にゆだねる自動的留保